最近では主流になった”プチプラ”という言葉ですがネットや店頭そしてSNSでも数年前からよく耳にしたりプチプラアイテムを目にするようになりました。
みなさんはプチプラについてどのくらい知っていますか?
本記事ではそんな方のために、今更聞けないプチプラについて徹底解説していきます。
プチプラについて深く知り日常の中に上手くプチプラを取り入れて心も満足、お財布にも優しい生活を始めましょう。
プチプラとは?
ひと昔前まではハイブランドが主流でしたが、現在ではプチプラが主流になっており2010年以降から若い女性を中心にネットやSNSなどで多く使われるようになった言葉です。
例えば「安くておしゃれ」、「安くてかわいい」、「安くて便利」、「安くて高品質」などのように「安くてクオリティが高く、お得感がある」というようにポジティブなイメージを伴う言葉です。
以前は”プチプラは安くてかわいいけど品質はそこまで…”というイメージでしたが今では品質、素材、デザインも驚くほど良くなっています。
主なプチプラの種類
- プチプラコスメ
→安くて高品質な化粧品 - プチプラファッション
→安くておしゃれな洋服、安くてかわいい洋服 - プチプラコーデ
→プチプラの洋服を使ったコーディネート - プチプラブランド
→プチプラの洋服を扱っているメーカー - プチプラ雑貨
→プチプラでかわいい雑貨やインテリア(グッズ、アイテム)
などプチプラという言葉は他の用語と組み合わせて用いられることも多く、 主に女性向けの安い値段なのに品質の高いファッションアイテムやコスメ、洋服を指して使います。
プチプラとはいくらまで?
プチプラは”安くてクオリティが高く、お得感があるもの”ということですが、さて具体的にいくらまでがプチプラに該当するのでしょうか?
1,000円くらい?それとも5,000円くらいがプチプラ?
ではここからは「プチプラがいくらなのか気になる、、、」そんな方のためにいくらまでがプチプラなのかを解説していきます。
ですが一般的にプチプラのアイテムは手頃な価格であることが前提で数千円以下のファッションやコスメ、雑貨商品がプチプラアイテムと言われ紹介されることが多いです。
ファンデーションや化粧下地は1,500円~2,500円程度、コスパ重視であれば1,500円以下でも手に入ります、リップやチークは1,500円以下、リップとチーク1つ2役のものもあるのでそちらを選べばコスパも良いです。

アイシャドウは5,00円~1,500円以下で、差はあり個人の価値観や選ぶアイテムによって異なりいくらとは言い難いですが、学生を中心に支持されているプチプラコスメとはブランドや製品の種類によって異なりますがだいたい2,500円くらいまでといったところでしょう。
服だとトップスは1,000円~3,000円、パンツは1,000円~4,000円、アウターは5,000円以下、コートは8,000円以下、靴は1,000円~5,000円、バッグは1,500円~4000円がプチプラと言えるでしょう。
プチプラの価格帯がわかったら、次は満足度を高めるために”失敗しない選び方”のコツも押さえておきましょう。
プチプラの対象となるのは多くの場合、洋服や化粧品、雑貨などで、車や家、食べ物などに対してはあまり使われません。
プチプラの意味
プチプラとは「putit price(プチプライス)」となり、そのまま訳すと「小さな値段」つまり「安い商品」という意味の言葉になりますが基本的には値段が安いことを表す言葉です。
英語のみで表現すると「small price(スモールプライス)」「cheap price(チーププライス)」「low price(ロープライス)」で、安いだけというイメージの言葉になってしまいます。
英語だと思われている方もいると思いますが英語のみの表現である、単に「安い」だけではプチプラとは言えません。
年齢が若くなるにつれ購入率は高くなり、予算に限りのある若年層にとって、お手頃にメイクやおしゃれを楽しむための選択肢を指す際によく使われる言葉です。
主なプチプラアイテム
- ファッション
→服、小物(バッグ、アクセサリー、時計、靴など) - コスメ
→化粧下地、アイブロウ、アイシャドウ、リップ、ネイル、香水など - 雑貨
→キッチン雑貨、インテリア雑貨、収納雑貨など
プチプラの反対語は?
多くの人が使っているプチプラという言葉はよく聞く言葉ですが、プチプラの反対の言葉は知っていますか?
プチプラの反対語は、主にコスメに使われる「デパコス(デパートメントコスメ)」という言葉がありますが、もう一つ衣類におけるプチプラの反対語で「ハイブラ(ハイファッションブランド)」という言葉があります。
- デパコス
→百貨店や専門店などのカウンターで販売している、コスメの高級ブランドのことで美容販売員から購入することが多く、一般的に数千円以上から数万円に及ぶことがあります - ハイブラ
→上流階級の人に向けた品質と価格が最上級クラスのブランドで、確かな定義はありませんが、高いデザイン性や品質にこだわっており、尚且つ伝統や格式を兼ね備えているブランドのことをハイブラと呼びます
プチプラの「安くていいもの」の反対の言葉というと悪いイメージを持ちがちですが、デパコスやハイブラに特に悪いイメージはないのでプチプラと合わせて使う際には注意が必要です。
プチプラの語源
プチプラの語源は、フランス語の「小さな」を意味する「putit」と、英語の「値段」を意味する「price」を組み合わせた「プチプライス」を略した和製外来語です。
「安くていいもの」というような肯定的なニュアンスでSNSが普及した2010年以降から若い女性を中心に使われるようになった造語です。
そんな「プチプラ」という言葉に親しみを感じる人も多いですが、実は似た意味を持つ言葉に「プリプラ」や「ファストファッション」といった表現もあります。
- プリプラ
→英語でかわいいを意味する「pretty」と、値段を意味する「price」が合わさった言葉の略になり、意味はプチプラと同じく「安くてかわいい」などという意味ですが、プチプラほど多く使われている言葉ではありません - ファストファッション
→「流行の最先端をいち早く取り入れた、低価格で、ほどよい品質」のファッションのことをいい、安くて早い「ファストフード」になぞらえた造語で、2000年代半ば頃から呼ばれるようになりました
プチプラのメンズ

メンズアイテムは女性のアイテムより選択肢が少なく、限られた中からアイテムを組み合わせる必要があります。
プチプラメンズアイテム高見え&選び方
- シンプルな物を選ぶ
- シワが目立たないものを選ぶ
- きれいめ服+鮮やかな色、モノトーン+カジュアルアイテムを選ぶ
- 柄物などより落ち着いたトレンドアイテムを選ぶ
- スマートに見えるジャストサイズを選ぶ
- 小物アイテムを取り入れる(アクセサリー、メガネ、腕時計、バッグ、靴、帽子など)
以上のことを意識することで、プチプラでもお値段以上に見せることができます。
いかがでしたか?プチプラは特に金額が決まっているわけではなく、安いを前提とし、買う人にとってのプラスαがあるものを総称している造語です。
小物アイテムを取り入れたりプチプラとデパコス、どちらもうまく使い分けてより一層ファッションやコスメを楽しみましょう。